ラジカルの発生を抑えて 外壁の劣化を抑制
酸化チタンをラジカルバリアーで覆うことで紫外線の影響を受けにくくし、わずかに発生したラジカルはバリアー層により外へ出にくくなります。
ラジカルバリアーを越えて塗膜中へ遊離した僅かなラジカルは、HALS(光安定剤)によって捕捉。外壁の劣化原因となるラジカルをダブルの効果で抑制し、長期にわたり高耐候性を保ちます。
驚異の耐候性能で 美しい外観を維持
無機 ACE の主成分は、化学的に安定したオルガノポリシロキサンを形成する無機質ポリマー。紫外線や熱に起因する劣化に強く、耐候性に優れています。これによりフッ素樹脂塗料を凌ぐ耐候性が期待でき、ライフサイクルコストを抑えることができます。
微生物の発生を防止し、 カビ・藻が発生しにくい
外壁の汚れの大半をしめるのは、カビや藻など微生物に起因するものです。風雨の当たる屋外ではカビや藻類が繁殖しやすく、数年経過すると美観を大きく損なう塗料もありますが、本塗料は強い防カビ・防藻効果で微生物の繁殖を抑えます。
防藻性試験 寒天培地法による(28日間)
柔軟でひび割れしにくい 塗膜
無機成分は変化しにくく耐久性が高いことが特徴ですが、硬質であるという難点も。そこで無機・有機のハイブリッド化により、バランスのとれた強靭で柔軟な塗膜を形成します。
無機ACEは、無機塗料でありながら、住宅塗装に求められる下地の変化に追随する柔軟性があることが特徴です。
親水性に優れ、 雨筋汚れを防ぐ
親水性に優れたセラミック形成無機架橋剤を配合することにより、従来の塗料では実現できなかった超ハイレベルな耐汚染性を示します。空気中の塵や埃、排気ガスなどによる雨筋汚れが少なく、長期間きれいな外壁を維持します。
汚染性比較試験結果 屋外暴露による雨筋汚れの比較
雨で汚れを洗い流す セルフクリーニング効果
無機 ACE の主成分は無機成分なので親水性塗膜を形成します。親水性とは、水滴をはじく撥水性と逆の現象で、表面に水がなじみ、水滴にならずに水膜ができる現象のこと。雨が降るたび、雨水が汚れの下に入り込み、汚れを浮かせてセルフクリーニング効果で洗い流します。
また、住む人の健康に悪影響を与えかねないカビや藻の発生を抑える機能も持っており、長期間に渡って美観を保ちます。
主成分が無機成分だから 燃えにくい
一般的に塗料は石油化合物。燃えやすいものが多いのですが、ガイソーウォール無機 ACE の主成分は無機成分のため、非常に燃えにくい塗膜を形成します。万一の火災時には延焼防止効果を発揮し、大切な住まいを守ります。
不燃性能試験 トーチバーナーによる(1700℃) 3-5秒